it's my time to shine
Buenos Aires, Argentina:
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Owen Pallett初心者の私は毎日彼についての面白い発見をいっぱいしている。
でもこの人はカナダ人で、私の好きな音楽のすごく近くに常にいたはずなのに、なんで今年になってようやく彼の音楽を聴こうという気になったんだろ。
というのを考えてみるべく彼のウィキに飛んでみたのでした。
すると驚くべき事実が発覚。
オーウェンさんは自分のソロ活動をやりつつも、いろんなミュージシャンのオーケストラアレンジを手がけてきている売れっ子ちゃんです。便利屋ともいう。
けれどもだがしかし。
彼が携わってきたミュージシャンは、まんま私の「食わず嫌い」リストでもあったのでした。
例えば:Grizzly Bear
この写真は何だっていうね!!GrizzlyのEdさんもゲイだったんやね。
Owen Pallettのウィキペディアには今までコラボったり手がけたりしたアーティスト+アルバム名がリストになっております。ふむふむどんな人とやったかというとですね。。。
すげえ!あの子もこの子もみんなOwen Pallettにお世話になってるのか。鬼!と思うと同時に、「こいつ本気で私が食わず嫌いしてた人達としか仕事してねえ!」ということに気づきました。ちゃんと聴いたことあるのはThe Last Shadow Puppetsくらいじゃないのかなあ。てかあの二人の濃密な空間にOwenがかかわってたなんてー!これから彼らを聞き返すのが楽しみになります。へーあの音Owenがつくってんの。
Arcade Fireはものすっごい売れたけどなぜか聴いてないんですよね~。多分ストリングスの女性たちのふくらはぎの太さにビックリしたんだと思う(失礼)ていうかDeath From Above 1979懐かしいな!聴いてないけど。
そういやリストには載ってなかったけど、Patrick Wolfと一緒にライブで演奏してる動画もあったなあ。私、Patrick Wolfもぜんぜん触ってないんですよ。ここまでくるとOwen恐ろしいな。
Beirutのライブで唄わされてたやつ超かわいかったので載せておきますね。バイオリン持ってないと挙動不審なOwenさんが笑いを誘います。
Beirut feat. Owen Pallett - Cliquot (Live 10/02/2007)
あれ、試聴したときは「びみょー!ないわ」ていってたBeirutが楽しく聞こえる不思議。。。
という体験でわかったのだが、Owen Pallettが関わってるアルバムをひとつひとつ聴いてゆけば、みんなのこと食わず嫌いだったのが好きになるんじゃないでしょうかw 現にいま少しずつGrizzly Bearを聴いてますけど、「あれ私なんで嫌いだと思ってたのかしらー」というかんじです。第一印象が良くなかったのかなー。でも、楽しい。だってそうだよね、この界隈のミュージシャンなんだから私が嫌いな訳がない。
そういうことなので、これから適時Owen Pallettプレゼンツ・食わず嫌い解消ツアーを遂行していく次第であります。チャオ。
でもこの人はカナダ人で、私の好きな音楽のすごく近くに常にいたはずなのに、なんで今年になってようやく彼の音楽を聴こうという気になったんだろ。
というのを考えてみるべく彼のウィキに飛んでみたのでした。
すると驚くべき事実が発覚。
オーウェンさんは自分のソロ活動をやりつつも、いろんなミュージシャンのオーケストラアレンジを手がけてきている売れっ子ちゃんです。便利屋ともいう。
けれどもだがしかし。
彼が携わってきたミュージシャンは、まんま私の「食わず嫌い」リストでもあったのでした。
例えば:Grizzly Bear
この写真は何だっていうね!!GrizzlyのEdさんもゲイだったんやね。
Owen Pallettのウィキペディアには今までコラボったり手がけたりしたアーティスト+アルバム名がリストになっております。ふむふむどんな人とやったかというとですね。。。
- The Hidden Cameras
- Arcade Fire(左端にオーウェン)(一人だけ服装がてきとうw)
- Death From Above 1979
- Beirut
- Stars
- The Last Shadow Puppets
- Mika
すげえ!あの子もこの子もみんなOwen Pallettにお世話になってるのか。鬼!と思うと同時に、「こいつ本気で私が食わず嫌いしてた人達としか仕事してねえ!」ということに気づきました。ちゃんと聴いたことあるのはThe Last Shadow Puppetsくらいじゃないのかなあ。てかあの二人の濃密な空間にOwenがかかわってたなんてー!これから彼らを聞き返すのが楽しみになります。へーあの音Owenがつくってんの。
Arcade Fireはものすっごい売れたけどなぜか聴いてないんですよね~。多分ストリングスの女性たちのふくらはぎの太さにビックリしたんだと思う(失礼)ていうかDeath From Above 1979懐かしいな!聴いてないけど。
そういやリストには載ってなかったけど、Patrick Wolfと一緒にライブで演奏してる動画もあったなあ。私、Patrick Wolfもぜんぜん触ってないんですよ。ここまでくるとOwen恐ろしいな。
Beirutのライブで唄わされてたやつ超かわいかったので載せておきますね。バイオリン持ってないと挙動不審なOwenさんが笑いを誘います。
Beirut feat. Owen Pallett - Cliquot (Live 10/02/2007)
あれ、試聴したときは「びみょー!ないわ」ていってたBeirutが楽しく聞こえる不思議。。。
という体験でわかったのだが、Owen Pallettが関わってるアルバムをひとつひとつ聴いてゆけば、みんなのこと食わず嫌いだったのが好きになるんじゃないでしょうかw 現にいま少しずつGrizzly Bearを聴いてますけど、「あれ私なんで嫌いだと思ってたのかしらー」というかんじです。第一印象が良くなかったのかなー。でも、楽しい。だってそうだよね、この界隈のミュージシャンなんだから私が嫌いな訳がない。
そういうことなので、これから適時Owen Pallettプレゼンツ・食わず嫌い解消ツアーを遂行していく次第であります。チャオ。
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先週末はアメリカの西海岸あたり(ひどく適当)でCoachella fesがありましたね。
オフィシャルのほうでピックアップしたバンドのwebcastを無料で提供してくれて、便利なのか不便なのかよくわかんなかったんだけど、お目当てのバンドさんをしっかり見られたので良かったです。
Vampire Weekendをちょこっとだけ、あとYeasayerの再放送とOwen Pallett→Deerhunterの流れをばっちし見ました。
もうねー!もうねえええええ 最高だったー!!!
一緒に見てたひととついったで実況できたことも面白さの要因だと思うんだけど、それにしてもwebcastでこんなに興奮したのは生まれて初めてですwきっと、今まさにはまってるひとたちのライブだったからだと思う。
何にせよOwen Pallett→Deehunterは真剣に反則だと思います。何これ。この日のそのステージでは彼らのあとにJonsiが控えていたこともあって、オーウェンが「今日ここゲイ祭りだよアハハ」といってたのが凄く可愛かったです。ゲイ祭りで明らかにオーウェン嬉しそうだったぞw
良いお天気のなか楽しそうでした
ちょ、髪の毛のばしたままにしておいてってお願いしたのに~!!
また刈り上げくんですよ。しかも前髪そろってて子連れ狼の大五郎みたいなことに
屋外ってことで、バイオリンのチューニング調整にも気を遣って大変そうだったけど、とても素敵な空間でした。リラックス、、、はしてなかったのかな。楽しんではいるのだけど丁寧に演奏することに集中もしているから、ゆるゆるというわけではなかったです。なので気持ち良さを感じると共に、感動もするという。小さい画面で見てるだけなのに最後のLewis Takes Off His Shirtになると「もうおわっちゃうんすかー」と切なくなったよ。アホかw 「うわーやばい!俺ホントにコーチェラに出てるー!」ってはしゃいでた。もう!Jonsiとも写真撮ってた。よかったねーって言いたくなりますね、かわいさの極み。
This is the dream of Win and Regine - Owen Pallett
ぜったいライブ見る!ぜったいに見るぞー!好きすぎて困る。
Deerhunterは良い動画がまだあがってなかったので割愛しよ。Owenの余韻冷めぬうちにすぐ出てきたんですが流れが神すぎて相乗効果がありました。ライブで聴くともっと面白く聞こえるねえ。Bradford Coxくん、唄うまいなあと思いました。聴かせるのが上手だ。
んでテントでやったのがYeasayer。Pitchforkレビューでは微妙に辛い評価ですけど、聴いてるぶんには楽しかったぞ。てか、Anandかわいすぎだろおおお いつもライブで着てるつなぎ姿めんこい。めんこいぞおお。Voのクリスが着てるつなぎは格好いい(もとい、変態?)のに、なんでアナンドの迷彩はかわゆくみえるんだ? カメラさんもアナンのが近かったとはいえ、ガンガンアップで映してくれて楽しかったです。
クリックするとこの写真もとのflickrにとんできますー。
Wait for the Summer - Yeasayer
1stの名曲。アナンがVoだったなんて知らなかった、唄エロ上手い。
Ambling Alp - Yeasayer
クリス兄さんがかっこよく(もとい、変態w)映える曲はやっぱりコレに尽きる。
つなぎについてる薔薇のブローチがすんごくツボなんですけど。このひとけっこうジャラジャラするのが好きみたいで、ブレスもリングもゴールドだね。わたし、こういうひと大好きなんだあ。
もっと圧倒的な存在になれると思いません?それこそDavid Bowieみたいな。わくわくー。
オフィシャルのほうでピックアップしたバンドのwebcastを無料で提供してくれて、便利なのか不便なのかよくわかんなかったんだけど、お目当てのバンドさんをしっかり見られたので良かったです。
Vampire Weekendをちょこっとだけ、あとYeasayerの再放送とOwen Pallett→Deerhunterの流れをばっちし見ました。
もうねー!もうねえええええ 最高だったー!!!
一緒に見てたひととついったで実況できたことも面白さの要因だと思うんだけど、それにしてもwebcastでこんなに興奮したのは生まれて初めてですwきっと、今まさにはまってるひとたちのライブだったからだと思う。
何にせよOwen Pallett→Deehunterは真剣に反則だと思います。何これ。この日のそのステージでは彼らのあとにJonsiが控えていたこともあって、オーウェンが「今日ここゲイ祭りだよアハハ」といってたのが凄く可愛かったです。ゲイ祭りで明らかにオーウェン嬉しそうだったぞw
良いお天気のなか楽しそうでした
ちょ、髪の毛のばしたままにしておいてってお願いしたのに~!!
また刈り上げくんですよ。しかも前髪そろってて子連れ狼の大五郎みたいなことに
屋外ってことで、バイオリンのチューニング調整にも気を遣って大変そうだったけど、とても素敵な空間でした。リラックス、、、はしてなかったのかな。楽しんではいるのだけど丁寧に演奏することに集中もしているから、ゆるゆるというわけではなかったです。なので気持ち良さを感じると共に、感動もするという。小さい画面で見てるだけなのに最後のLewis Takes Off His Shirtになると「もうおわっちゃうんすかー」と切なくなったよ。アホかw 「うわーやばい!俺ホントにコーチェラに出てるー!」ってはしゃいでた。もう!Jonsiとも写真撮ってた。よかったねーって言いたくなりますね、かわいさの極み。
This is the dream of Win and Regine - Owen Pallett
ぜったいライブ見る!ぜったいに見るぞー!好きすぎて困る。
Deerhunterは良い動画がまだあがってなかったので割愛しよ。Owenの余韻冷めぬうちにすぐ出てきたんですが流れが神すぎて相乗効果がありました。ライブで聴くともっと面白く聞こえるねえ。Bradford Coxくん、唄うまいなあと思いました。聴かせるのが上手だ。
んでテントでやったのがYeasayer。Pitchforkレビューでは微妙に辛い評価ですけど、聴いてるぶんには楽しかったぞ。てか、Anandかわいすぎだろおおお いつもライブで着てるつなぎ姿めんこい。めんこいぞおお。Voのクリスが着てるつなぎは格好いい(もとい、変態?)のに、なんでアナンドの迷彩はかわゆくみえるんだ? カメラさんもアナンのが近かったとはいえ、ガンガンアップで映してくれて楽しかったです。
クリックするとこの写真もとのflickrにとんできますー。
Wait for the Summer - Yeasayer
1stの名曲。アナンがVoだったなんて知らなかった、唄エロ上手い。
Ambling Alp - Yeasayer
クリス兄さんがかっこよく(もとい、変態w)映える曲はやっぱりコレに尽きる。
つなぎについてる薔薇のブローチがすんごくツボなんですけど。このひとけっこうジャラジャラするのが好きみたいで、ブレスもリングもゴールドだね。わたし、こういうひと大好きなんだあ。
もっと圧倒的な存在になれると思いません?それこそDavid Bowieみたいな。わくわくー。
またOwen Pallett熱がどどんと上がってきてます。
髪の毛伸びてきてるー!!今までトップだけ長くてサイド刈り込み、という「いかにもゲイ」な髪形だったので、伸ばしてくれて嬉しいです。切るなよ!ぜったい切るな!
彼にまたお熱があがったのにはふたつ理由があって、ひとつめはこちらのサイトでライブのmp3をダウンロードできること、そしてDan Deacon兄さんがLewis Takes Off His Shirtのリミックスをつくってくれたから(こちらもダウンロード可)です。
私が思うにライブはOwen Pallettの最大の武器。オーディオとして聴いても、彼のパフォーマンスはCD音源よりも良いんです。ライブで出せる音にはもちろん限界があるけれど、それを上手くつかって、よりいっそう魅力的な曲にする。演奏もさることながら、やはり彼はボーカルがとてもうまい。だから音をシンプルにした分ライブでは唄が映えるんだと思います。癖のない優しい声なのでバイオリンの厳かな音色にうまくのっかるんですねえ。
Owen Pallett - This Lamb Sells Condos
前にも貼った曲だけど、最近のバージョンではサポートのお兄さんがバイオリンに合わせて口笛を吹くという、難易度の高い仕上がりになってます。すげえ、口の筋肉強いw
この曲のライブが良すぎて、原曲を聴かなくなってるんだ。。。
Pallettさんのパフォーマンスに欠かせないのは、ファンとのコミュニケーションでしょう。ライブ映像を見ると分かるけれど、彼は客の方にしっかり目を向けながら唄います。曲の合間にもちょくちょく声をかけて、笑いをさそったり会話を楽しんだり。この人、ほんとに人間が好きで、ファンを大切に思ってるんだなあと伝わってきて嬉しくなるのです。
そんでな。彼のいちばんの萌えポイントは笑い声なんである。
ちゃんと「アハハハ」って発音して笑うんである。その可愛さ半端無いっす!男性の笑い方としてはぶりっこというか、キャピキャピしてるかんじなのかな?とは思うけど天性のモノであるからいいんです。てかその笑い方が似合っててイヤミがないから別にいいんです。
というわけでPallettさんのライブはパフォーマンスの完成度、MCのあったかさ、萌える笑い声と、付加価値ありまくりなわけです。生でぜひ聴きたい!が、音源でもぜんぜんいけるという、すばらしさ。
もう一つの話題はリミックスでしたね。
上にはったDan Deaconさんがリミックスした「Lewis Takes Off His Shirt」ほんっっとに良いです。あまり原曲をいじりすぎない編集をしてるんだけれども、原曲を聴いてて「この辺素晴らしいからもちょっと強調してほしす!」と思ってたところをピンポイントにハイライトしてくれた、そんな非の打ち所のない作品になっています。
リミックスの役割というか目指すものってこういうことだと思うんです。原曲では見えなかった新たな魅力を発掘してあげて、「もっかい原曲聴こう!」と思わせてくれること。曲を素材にしてミックスするひとの作品としてまったく違うものにする、という手法も嫌いでは無いですけど。
Dan Deaconのバージョンが何で好きかっていうと、彼がOwen Pallettの声を中心にして再編してくれたからです。終わりに持ってきたフレーズが私はとにかく大好きで、それを最後に持ってきたことで余韻の広がりがぐぐぐっと幻想的で儚くなるというマジック!いやもう何いってんのかわからんけどとにかく「のわああ」とのけぞってリピートしまくったくらい大好きなのであります。
リミックス成功例をもう一つだすならば、ジャンル的に近場ですみませんが、やはりAnimal CollectiveのDeakinくんが手がけたPhoenixのLove Like A Sunset(ダウンロード、試聴可です)でしょう。
Phoenixの面々、特徴あんまなくておぼえにくいわあ
この曲はタイトルと曲が異常にマッチしている神曲として私のなかでは「全米が震撼した!!」みたいなことになってるんですけど、正直フェニックスのこと聞かず嫌いだったんで最初はディーケンのリミックスを聴いてたんですね。で、リミックスを聴いても「あーマジでLove Like A Sunsetやあああ」とのたうちまわるのだから原曲もそうなんだろうと、探して聴いて見た結果そうだったわけです。
Phoenix - Love Like A Sunset
ディーケンくんがメインでループさせてた唄は実は約8分ある曲の最後の1分だけで、それまで怒濤のセンチメンタルなインストが波打ち際に次から次へと寄せていく、物語性のある素晴らしい曲だと私はおもうんだぜ。
んで、ディーケンくんのリミックスもその雰囲気の枠組みからはみ出ずに、ボーカルメインという形でつくったわけですが、この二つのバージョンの相互補完性が見事。幸せなリミックス成功例と言っていいのではないかしら。枠組みから出ないということは新しくないと捉えることもできましょうが、裏方職人さんの仕事ってかんじで私は好きなのです。ディーケンの性格がリミックス向きなのかなあ~
んでね、この曲にはもう一つリミックスがあって(Phoenixモテモテだな!)、それはPassion PitのひとがつくってるんですけどそっちはPassion Pitの音楽にもあるギザギザしたかんじが押しだされてて、うえのふたつで相互補完したあとに聴くと別のものに聞こえてしまいます。どっちが良いとか悪いとかのはなしじゃなくて、方向性が違うだけで同じ原曲でもこんなにかわるんだーということが分かって面白い。てか、私ディーケンのやつが好きすぎて聴けないのよおおお ごめんね、Passion Pit自体は大好きだよ!!
まとめると、リミックスいいぞどんどんやれってことですね。
髪の毛伸びてきてるー!!今までトップだけ長くてサイド刈り込み、という「いかにもゲイ」な髪形だったので、伸ばしてくれて嬉しいです。切るなよ!ぜったい切るな!
彼にまたお熱があがったのにはふたつ理由があって、ひとつめはこちらのサイトでライブのmp3をダウンロードできること、そしてDan Deacon兄さんがLewis Takes Off His Shirtのリミックスをつくってくれたから(こちらもダウンロード可)です。
私が思うにライブはOwen Pallettの最大の武器。オーディオとして聴いても、彼のパフォーマンスはCD音源よりも良いんです。ライブで出せる音にはもちろん限界があるけれど、それを上手くつかって、よりいっそう魅力的な曲にする。演奏もさることながら、やはり彼はボーカルがとてもうまい。だから音をシンプルにした分ライブでは唄が映えるんだと思います。癖のない優しい声なのでバイオリンの厳かな音色にうまくのっかるんですねえ。
Owen Pallett - This Lamb Sells Condos
前にも貼った曲だけど、最近のバージョンではサポートのお兄さんがバイオリンに合わせて口笛を吹くという、難易度の高い仕上がりになってます。すげえ、口の筋肉強いw
この曲のライブが良すぎて、原曲を聴かなくなってるんだ。。。
Pallettさんのパフォーマンスに欠かせないのは、ファンとのコミュニケーションでしょう。ライブ映像を見ると分かるけれど、彼は客の方にしっかり目を向けながら唄います。曲の合間にもちょくちょく声をかけて、笑いをさそったり会話を楽しんだり。この人、ほんとに人間が好きで、ファンを大切に思ってるんだなあと伝わってきて嬉しくなるのです。
そんでな。彼のいちばんの萌えポイントは笑い声なんである。
ちゃんと「アハハハ」って発音して笑うんである。その可愛さ半端無いっす!男性の笑い方としてはぶりっこというか、キャピキャピしてるかんじなのかな?とは思うけど天性のモノであるからいいんです。てかその笑い方が似合っててイヤミがないから別にいいんです。
というわけでPallettさんのライブはパフォーマンスの完成度、MCのあったかさ、萌える笑い声と、付加価値ありまくりなわけです。生でぜひ聴きたい!が、音源でもぜんぜんいけるという、すばらしさ。
もう一つの話題はリミックスでしたね。
上にはったDan Deaconさんがリミックスした「Lewis Takes Off His Shirt」ほんっっとに良いです。あまり原曲をいじりすぎない編集をしてるんだけれども、原曲を聴いてて「この辺素晴らしいからもちょっと強調してほしす!」と思ってたところをピンポイントにハイライトしてくれた、そんな非の打ち所のない作品になっています。
リミックスの役割というか目指すものってこういうことだと思うんです。原曲では見えなかった新たな魅力を発掘してあげて、「もっかい原曲聴こう!」と思わせてくれること。曲を素材にしてミックスするひとの作品としてまったく違うものにする、という手法も嫌いでは無いですけど。
Dan Deaconのバージョンが何で好きかっていうと、彼がOwen Pallettの声を中心にして再編してくれたからです。終わりに持ってきたフレーズが私はとにかく大好きで、それを最後に持ってきたことで余韻の広がりがぐぐぐっと幻想的で儚くなるというマジック!いやもう何いってんのかわからんけどとにかく「のわああ」とのけぞってリピートしまくったくらい大好きなのであります。
リミックス成功例をもう一つだすならば、ジャンル的に近場ですみませんが、やはりAnimal CollectiveのDeakinくんが手がけたPhoenixのLove Like A Sunset(ダウンロード、試聴可です)でしょう。
Phoenixの面々、特徴あんまなくておぼえにくいわあ
この曲はタイトルと曲が異常にマッチしている神曲として私のなかでは「全米が震撼した!!」みたいなことになってるんですけど、正直フェニックスのこと聞かず嫌いだったんで最初はディーケンのリミックスを聴いてたんですね。で、リミックスを聴いても「あーマジでLove Like A Sunsetやあああ」とのたうちまわるのだから原曲もそうなんだろうと、探して聴いて見た結果そうだったわけです。
Phoenix - Love Like A Sunset
ディーケンくんがメインでループさせてた唄は実は約8分ある曲の最後の1分だけで、それまで怒濤のセンチメンタルなインストが波打ち際に次から次へと寄せていく、物語性のある素晴らしい曲だと私はおもうんだぜ。
んで、ディーケンくんのリミックスもその雰囲気の枠組みからはみ出ずに、ボーカルメインという形でつくったわけですが、この二つのバージョンの相互補完性が見事。幸せなリミックス成功例と言っていいのではないかしら。枠組みから出ないということは新しくないと捉えることもできましょうが、裏方職人さんの仕事ってかんじで私は好きなのです。ディーケンの性格がリミックス向きなのかなあ~
んでね、この曲にはもう一つリミックスがあって(Phoenixモテモテだな!)、それはPassion PitのひとがつくってるんですけどそっちはPassion Pitの音楽にもあるギザギザしたかんじが押しだされてて、うえのふたつで相互補完したあとに聴くと別のものに聞こえてしまいます。どっちが良いとか悪いとかのはなしじゃなくて、方向性が違うだけで同じ原曲でもこんなにかわるんだーということが分かって面白い。てか、私ディーケンのやつが好きすぎて聴けないのよおおお ごめんね、Passion Pit自体は大好きだよ!!
まとめると、リミックスいいぞどんどんやれってことですね。
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