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ここ一週間でブクオフ含めてのべ11冊の書籍を買ってしまった私は確実に病んでいるッ!


ほぼ日刊イトイ新聞の本
糸井重里

「ほしいものが、ほしいわ。」や埋蔵金の件やほぼ日のバックグランドが黄色ってところとかそもそもコピーライターってところがバリバリのビジネスマンくさいイメージが漂う糸井さんが
「ほぼ日」をつくったキッカケから軌道に乗るまでを語った早めの社史。

知らなかったけど「ほぼ日」の執筆はノーギャラなんだね。
それでも有名・無名問わず大勢のひとたちが参加していて
あのウェブサイトがとてもハッピーな場に感じるのは
糸井さんの慕われやすいお人柄があってこそ。

クリエイティブがイニシアティブを握ること
広告の仕事ではできなかった、本当にやりたいことができるように自分で居場所をつくって
そしてどんな人にでも提供する、その行動力の確かさと情熱の強さが本からふんわりと漂ってきます。

働くことが楽しい、だから徹夜も全然OK
こんな感じで進んでいくわけですが
意外にも彼が大切にしている言葉は「多忙は怠惰の隠れ蓑」。
 
<<多忙なときっていうのは、現実的な問題がいっぱいあってそれを現実的に解決したり、解決しかかっていたりしてる状態だ。そういうときというのは達成感もあるし幸福感もある。ちっぽけなヒロイズムも満足させてくれるかもしれない。
 だが、そういうときに欠けていきやすいものがある。
「なぜ」という疑問とか、大きな視野とか、人間の感情とかすぐに役立たないようでいて大事なことだ。(p.181)>>

こんなふうにして糸井さんは状況を俯瞰することができているのでぶれないんですな。
視野が広い分、他人に自分の考えを押しつけるようなことはしない。
器のおおきいひとなんだなということに初めて気づきました。

そんで一番ええなあとおもったとこ


<< 感覚として「しあわせ」というやつにいちばん近いものは「夢中」なのではないかとぼくは思っている。(略)
 その「夢中」を突き詰めると「全力を尽くす」という状態になるだろう。
 たぶん、誰でも、全力を尽くしているという状態は、いちばんうれしいのではないだろうか。(略)
 つまり、ぼくは、「あらゆる不幸は、全力を尽くせないという悲しみにあるのではないか?」と考えているのだ。(p.351-352)>>

彼だけでなくいろんな人が全力を尽くせる場所が「ほぼ日」なんですねえ。
そういう気持ちでやってるなんてほんとに知らなかったので読んでよかったれす。
読後えらくなにかをやりたくなる本です。笑
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passage to somewhere i'll be
2009.06.11 (Thu)
 人生の大部分は非常に退屈でつまらないものだから、それについて言うべきことは何もないくらいである。それを面白いと述べようとする書物や話は、それ自身の存在を正当化するために、勢い誇張せざるを得ない。仕事とか社会的義務とかいう繭のなかで、人間精神はたいていねむっているのだ。(中略)われわれは「とても面白い」とか「とても恐ろしい」とか言いつづけているが、実は嘘なのだ。「わたしが感じているかぎりでは、面白い、恐ろしい」というのが真相なのだ。そして有機体というものは完全に調整されている場合は何にも物を言わないのだ。
『インドへの道』E.M.Forster

フォースター先生がいきなりそんなこというものだからべっくらこいちゃったではありませんか
前に日記で書いたこととかぶるところが少し。
人間精神が繭のなかでねむるという表現はおもしろいですね。
さいきんは嘘と真実の区別がつかなくなりました。
こうなると感情はそもそも嘘の産物みたいな。

久しぶりに物語を読んでいて、加速したときの読みやすさに改めてびっくりのすけ。
エッセイや実用書は最初から読みやすいからねえ。。。加速していく感じはとっても気持ちよくて好きです。
        
   
あでだす
2009.06.07 (Sun)
先生、忍者ブログ書きづらいです><慣れるかな、fc2が簡単すぎたんだな……orz


アディダス 進化するスリーストライプ
コンラッド・ブランナー
 
3時間ほどで読了。
adidas好きならば読んでおかねばなるまいっ!と意気込んだものの、マーケティングの話がほとんど。
創始者のドイツ人アディ・ダスラーがお兄さんのルドルフと起業し、繁栄→衰退→復活までの歴史のお話(ルドルフお兄やんは仲違いしてプーマを立ち上げます)。
adidasの歴史はスポーツマーケティングの歴史でもあるのだな。

弱小企業になった1980年代を乗り越えて今はNIKEに次ぐ2番手スポーツブランドとして定着しているわけですが、一時期はリーボックにさえ売り上げが及ばないこともあったそうです。
それはアスリートとの契約に重点をおいて、一般市民という新たなターゲットに気づくことができなかったから。
それでも立て直すことができたのは、創始者のアディさんの理念がはっきりしていて、過去になしとげた偉大な実績があったからだと思います。

adidasのシンボルであるスリーストライプは、もともとスパイク強化のためにとりつけた革ベルトに由来しているんだそうで。
機能重視した結果美しさがともなったというわけですね。
アディさんはアスリートを助けるためにシューズをつくりつづけた。この考え方が改めて見直されて、そして新しいマーケティング技術を学んで(アジアに工場をうつすとか)、adidasは復活したのだと言えます。
また昔の商品がレトロラインとして売れるものだから、そういうとこはヨーロッパらしいブランドだなあとおもいます。クラシカルは強みである。

今年のサッカーCL決勝をみていて残念だったのは、マンUもバルサもNIKEのウェアを着ていたことです。
どっちもおんなじデザインのジャージなんだよね。
やっぱりサッカーといったらヨーロッパ、adidasというイメージが強い。のでこのフィールドでは是非とも逆転するほどがんばってほしいです。
ま、各国代表ユニを見てる限りではadidasの方が多いですけど。。。
それに決勝戦で新しいadidasのスパイクを履いたメッシは、ゴールを決めて着地したときに脱げたスパイクにキスをするというパフォーマンスをしたよね。あれはスパイクつくった人たち、うれしかっただろうな~

そういや本の最後でテニスの契約選手例でエナンちゃんが出てきたのはうれしかったんですけど、表記が
ジュスティーヌ・エナン=アーデンのテニスウェア(p.232)
この本、エナンちゃんが結婚してた時期に出版されとる(ノ∀`)
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